妄想劇場・流れ雲のブログ

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韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・城下の策謀家

流れ雲のブログ







アングラ小説です、不快感がある方は、読むのを中断して
下さいメジャーでは無いけど、 こんな小説あっても、
良いかな・・・






紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略
の命を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある
未知の国。そこに たどり着くまでには天まで届く山脈、
さまよえる湖、広大な砂漠、果てしない草原……


さまざまな障害が彼の前に立ちふさがる。そこに生きる
人々との出会いは 希望に満ちたものか、それとも幻滅か
  ・・・


韓信 [シリーズ]
砂漠を行き、草原を駈ける ・城下の策謀家



焉耆国の都城は員渠いんきょ城にあり、長安から七千
三百里の位置にある。


王がこれを治し、六千の兵がこれを守っている。我々は
みな隊商の風俗に身を固め、城内に歩を進めたあと、
李淑の所有する館に宿泊することとなった。


「さて、何の危険もございませんでしたな。
私の言ったとおりだったでしょう。これで信じていただけますか」
李広利は不機嫌な目で李淑を見つめた。


明らかに彼は疑心暗鬼になっていて、無事に入国できた
ことを素直に喜べないでいるようであった。


「敦煌に入るまでは、心から君を信じることはしないつもりだ。
しかし、無事にそれが果たせたときには、それ相応の
報償を約束しよう。それは約束する」


だから裏切るな、と李広利は言いたいのであった。
殺伐とした空気が二人の間に流れた。李淑が単純な
協力者であったとすれば、明るく疑いを否定したことだろう。


だが、それを本人が行わないものだから、疑いはさらに
膨れ上がる。もはや、この流れは軍が敦煌にたどり着く
まで変わることがないに違いない。


しかし、そうとわかっていても我々の気持ちはどこか
もやもやとしていて、常に不安と欲求不満に苛まれていた。
だがそれを打開する時期が訪れようとしていた。


そのきっかけは軍中にある男の姿を見つけたときに始まる。
「なんだ貴様……。烏塁の店主ではないか。なぜここにいる」
李広利が声をかけたその男は、部屋の片隅で屈託のない
笑みを浮かべていた。


「なぜと言われても、この間、わしは焉耆で生まれたと
言ったではないですか。久しぶりに故郷の地を踏んで
みようか、と思っただけですよ」


「烏塁での商売はいいのか。館の管理は?」
「冬の間の旅行客は少ないから、わしがいなくとも旅館は
どうにでもなるでしょう。露店の方は、やる気になれば
どこでもやることは出来ます」


「ほう。では焉耆の市場に店を構えるつもりなのか」
「いえ。それはもう少し落ち着いたときに……。
今は将軍にお話ししたいことがあるのです」


常になく神妙な面持ちをした店主は、小声で話そうと体を
李広利にすり寄せた。その顔にはすでに笑みはない。


「……李淑は烏塁を出発するにあたって、私財をすべて
処分したようです。身軽になって何か行動を起こす
つもりです」


「……あの館も処分したというのか」
「破格で現地の商人に売り飛ばしました。
おかげで私は実のところ、お払い箱という形でして……。


あの男は、必ず何かしでかします」
「漢に帰るつもりなのだろう。身軽になって」
「甘い甘い! あの男の心はすでに漢にはありませんよ。
……これまで話すことが出来ませんでしたが、


李淑は烏塁城の主になることを夢見ています。
単なる豪商ではなく、一国一城の主になることを望んで
いるのです。


その方法として、あなた方を匈奴に売り渡し、その褒美
として封地を得ようとしているのですよ」


「なんだと! ……貴様、どうやってそれを知った」
店主は含みのある笑みを李広利に向けた。
どうやら、とっておきの秘密があるらしい。


「将軍。イルシとコウカスコは、李淑側の人物ですよ。
彼らがそういった内容のことを話しているところを、
私はたびたび目にしているのです。もちろん、
彼らは気づいていませんがね」


李広利は、ふう、と息をついた。彼は李淑を信じてはいな
かったが、イルシとコウカスコに関しては、疑っていなかった
のである。つまり、彼らが自然に匈奴を離れる決心をした
と思っていたのだ。


「まったく……誰を信じて良いかわからなくなってきたが……
しかし店主。貴様の話はつじつまが合っているようだ。
だがそれにしても……李淑の野望は実に大それたものだと
言わざるを得ない。


匈奴が漢人を王に封じる、そのようなことが起こりえようか」
「前例のない事例であることは認めます。


しかし匈奴にとっては、しょせん西域の王です。そもそも
西域は匈奴にとっても外国なのですから、
外国人が王であっても構わないわけです。
税さえ納めてくれれば」


「簡単に言うものだ。貴様は、実現可能なことだと思うか?」
「弐師将軍を捕らえたということになれば、不可能な話では
ありますまい。李淑は、機会を窺っています。
お気を付けください」


……











冷蔵庫から殺菌、手洗い、衛生検査まで、人間は食中毒
を避けるためにあらゆる対策を惜しまない。


最新の研究によれば、寄生性のエメラルドゴキブリバチ
(学名:Ampulex compressa)も、独自の方法で“食の安全”を
確保していると判明した。


抗菌物質を組み合わせて、エサのゴキブリを清潔に
するという。 


エメラルドゴキブリバチは繁殖の際、メスがワモンゴキブリ
(学名:Periplaneta americana)の脚に卵を産み付ける。
孵化した幼虫はゴキブリの腹部に穴を開け、体内に移動。
内臓を食べた後、死骸内部で繭をつくり、成虫になって
外へ出る。


ゴキブリを奴隷化する宝石のようなハチ その緻密かつ
大胆な洗脳方法


キラキラとしたハチに襲われたのは、ワモンゴキブリという
ゴキブリの一種です。


日本に住む多くの方が一度や二度は自宅で目にしたこと
のある、あの虫です。 ゴキブリの種類は全世界に約4000 種
もあります。その数は1兆4853億匹ともいわれており、
日本だけでも236億匹が生息するものと推定されています。


ざっと計算すると、日本人1人につき、200匹のゴキブリがいる
ということですね。


ゴキブリはいろいろな意味で驚くべき昆虫です。
ゴキブリのすごい所4つ  


第一に、ゴキブリは相当な古参者です。
約3億年前の古生代・石炭紀に地球に登場した最古の
昆虫の1つ。大きさも形も当時とほぼ変わっていません。


3億年前なんて、人類はおろか哺乳類さえ地球に存在して
いなかった時代です。そんな時代から絶滅もせず、生き
た奇跡の昆虫とも言えます。


私たちはそんな何億年にもわたって生きてきた生物と
共存できているのせす。


第二に、ゴキブリは好き嫌いがなく何でも食べられます。
昆虫の多くは、ある数種類の植物や昆虫しか食べられず、
言わば好き嫌いが激しいのです。


もちろん、実際は好き嫌いという嗜好の問題ではなく、
他の種類の植物などを食べても栄養として吸収できない
体なのです。


しかし、ゴキブリは何でも食べる雑食性。人間の食べかすは
もちろん、家の壁紙や本の紙、仲間の死骸やフンまで平気で
食べて命をつなぎます。  


第三にゴキブリはとても繁殖力旺盛です。ゴキブリのメスは
一度の交尾で何度も産卵でき、そのたびに“卵らん鞘しょう”
と呼ばれる、複数個の卵が納められているカプセルを産み
落としていきます。


この1センチ強の卵鞘は、見た目は少し大きめの小豆の
ようです。そして、この卵鞘はとても硬い殻に覆われて
いるので、殺虫剤が効きません。  


一般家庭でよく見られるクロゴキブリの卵鞘1個の中には
卵が22~28個入っています。そして、メスの産卵回数は
15~20回。つまり、1匹のメスがゴキブリの子どもを500匹ほど
産むことができるのです。


「家にゴキブリが1匹出たら、100匹はいると思え」とは
よく聞かれることですが、正確には「家にメスのゴキブリが
1匹出たら、500匹はいると思え」が正確かと思われます。  


第四にとにかく素早いこと 。ワモンゴキブリの場合、
1秒間に約1・5メートル走ることができます。つまり1秒間に
自分の体長の40~50倍の距離を進むことに相当します。


このスピードですが、人間の大きさに換算すると1秒間に
85メートルほどのスピードで、東海道新幹線よりも速い
ということになります。  


知れば知るほど卓越したその能力に敗北感を味わわされ、
人はゴキブリを怖がり嫌うのかもしれません。


しかし、そんな世界の嫌われ者のゴキブリを意のままに操り、
奴隷のように自分に仕えさせるハチがいるのです。


ゴキブリを襲う美しいハチ  


ゴキブリに襲いかかるのは、エメラルドゴキブリバチという
寄生バチです。このハチは名前の通り、宝石のエメラルド
のようなハチです。


メタリック光沢を持ち、脚の一部はオレンジ色ですが、
それ以外の部分はエメラルド色に輝く美しい金属の
調度品のようです。その美しさから、英語圏では
「ジュエル・ワスプ (宝石バチ)」と呼ばれています。  


エメラルドゴキブリバチは主に南アジア、アフリカ、太平洋諸島
などの熱帯地域に分布するジガバチ(セナガアナバチの一種)
の仲間で、体長は2センチ程度です。残念ながら、日本には
住んでいません。  


このハチの名前には「エメラルド」の他に「ゴキブリ」という
言葉も入っています。このハチはその名の通り、ゴキブリ
だけを襲撃します。


そして、その襲撃相手は、ワモンゴキブリやイエゴキブリ
など自分よりも倍以上体の大きいゴキブリたちです。  


ゴキブリはその素早さを武器に、走り去ったり、飛んだり
することもできます。自分の体よりも何倍も大きく、素早い
ゴキブリを襲撃して、成功する確率はかなり低そうに
見えます。


しかし、このエメラルドゴキブリバチには緻密かつ
大胆な秘策があります。


逃げる気が失せるゴキブリ  


エメラルドゴキブリバチは、最初に逃げまどうゴキブリの
上から覆いかぶさり、顎でかみついて身動きを取れない
ようにします。そして、すばやく針を刺します。


針を刺す場所は、かなり厳密です。 どんな場所に針を
刺していたかが研究で明らかになりました。


この研究では、ハチの毒がゴキブリの体のどこに向かった
かを追跡しました。すると、ハチの毒はゴキブリの胸部
神経節に入っていることがわかったのです。


しかも、その場所に毒を注入されることによって、ゴキブリ
は前肢が麻痺しました。  


この1回目の麻酔は、2回目の注入のための準備です。
前肢が麻痺したゴキブリはほとんど動けなくなります。
その間に、より正確な場所を狙ってゴキブリの脳へ
毒を送り込みます。  


次の2回目の注入では、ゴキブリの逃避反射を制御する
神経細胞を狙ってハチの毒が流入しています。


つまり、1回目の注入で、ゴキブリを暴れないようにし、
2回目の注入で「逃げる」という行動そのものを抑えて
いたのです。  


2回目の注入の効果について、


エメラルドゴキブリバチの毒が神経伝達物質であるオクト
パミンの受容体をブロックし、それによって「逃げる」という
行動を抑制していたことが明らかとなっています。  


逃げる気を失ってしまったゴキブリは、この後どうなって
しまうのでしょう。


洗脳された僕・・・あるゴキブリのその後」につづく ・・・


・・・





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