妄想劇場・流れ雲のブログ

趣味の、自己満ブログです。人生は、振り返ることは出来ても、後戻りは出来ない…掲載内容に問題がある場合は、お手数ですが ご連絡下さい。 迅速に対応させていただきます。

妄想劇場・妄想物語







歌:五輪真弓
作詞・作曲:五輪真弓


待ちつづけて夜が更ける
膝の上で子供が泣く
汚れない涙よ
眠りなさい夢をごらん
御伽話読んであげよう
あの人は帰らない











Aとは高校からの付き合いで、社会人になってからも
一緒に遊んだりオンラインでゲームをするような仲です。


Aの顔や所作はザ・お嬢様というi出で立ち、年齢を感じ
させない童顔です。


どこか儚そうな雰囲気もあって、派手さはなくても集団の中
にいるとなぜか目を引く魅力がありました。


誰に対しても笑顔で接しながら、本人は人見知りだと
言っています。私から見る限りは特に人見知り要素は
ありません。


そして気を許した人には優しくて義理深い、いわゆる
狭く深く付き合うタイプです。


私「最近、Zとの関係はどうなん?」


A「仲良くしてたし、いっぱい遊んだけど…なんか最近様子
がおかしいの。ちょっとそれで悩んでてさ。」


私「おかしいってどういう風に?」
A「なんか無気力になって、やたらと束縛するし情緒
不安定な感じ。


『Aがいないと生きていけない』って言って泣いたりヒス
起こしたりするし。」


Zは、私と仲良くなってから最初にAがお付き合いした
男性でした。


Aの話の内容だと、運悪くメンヘラと付き合ってしまったの
かなと私は思いました。


Aは誰に対してもフラットに接するので、女性慣れしてない
男性にはその優しさが刺さったのではないかと。


その時は「なるべく深入りせずに距離置いた方がいいよ」
とアドバイスし、話は流れました。


後日Zとの縁は切れたようですが、モテるAは常に
男性との付き合いがあります。


しかしその都度トラブルを抱えてしまうのです。


「Yくん、私と付き合ってからおかしくなっちゃった…。
学校も中退しちゃったし、いつも不安でソワソワして
引きこもってるみたい。」


「前話してたXさん、…海外出張行くって言ってそのまま
失踪したっぽい。出発する前から塞ぎ込んでたし不安定
になってる気がした。」


「いつも遊んでたWちゃん、最近病んで専門学校中退して
鬱発症してニートやってるんだって。


前はあんなに頑張っててカッコよかったのに…つらい。


「Vだけど付き合ってからめっちゃ甘えたり寂しがるよう
になって、前は聞いてくれなかった小さなお願いもハイハイ
言うこと聞いてくれちゃって、正直少し重いんだ…。」


話を聞いていると、Aは楽しんで男性と付き合ったり仲良く
したい気持ちがあるのに対し、相手の男性が一方的に
ダメ化・メンヘラ化しているという共通点があることに
気づきました。


男性ウケしやすいAなので、近づく男性の絶対数が多い
と自ずと変な方の数も多くなるのかと考察しましたが、
ここまでくるとAにも何か問題があるのかもと感じます。


社会人になって数年経ち、私とAは新しいオンラインゲーム
を始め、他のプレイヤーをたまに交えながら遊ぶように
なりました。


そこで仲良くなったのがUという男性で、歳や居住地が
そこそこ近く、柔らかい物腰ということもあり、打ち解けた
私達はいつの間にか3人で遊ぶ回数が増えました。


「俺、Aの事が好きなんだ。だから上手くいくよう、
協力して欲しい。」


ある日、Uは自分の気持ちを吐露してきました。


何となく気付いてはいたので、私も喜んで助力をし、
それが功を奏したのか2人は付き合うようになりました。


それからも3人でゲームをすることは続きましたが、
半年ほど経った頃、Uから相談を受けます。


U「このままAと一緒にいたら、俺ヤバいかも…。」


私「どして?」
U「凄く俺のこと気遣ってくれるし、優しくしてくれて幸せに
なるんだけどさ。上手く言えないけど…


Aのこと以外考えられなくなって、どんどんダメになって
いく気がする。」


私「なんだ~。惚気ならそんな深刻な声で言わないでよ。」
U「いや、惚気じゃなくて。


なんか征服されてるような、常に手のひらで転がされて
操られてる感覚になって。


そういう関係って嫌な筈なのに、いつの間にか嬉しくて
堪らなくなって…。俺が俺じゃない何かになってる気が
して…怖いんだ。」


心当たりがあった私は、2人でいる時にAはどんな感じ
なのか質問してみました。


U「Aはちょっとワガママ言ったり空気が読めない部分も
あるけど、本当に思いやりあるし、俺だけが特別みたいな
扱いをしてくれて居心地が良いんだ。


俺がどんなヘマしても、絶対に他の人みたいに癇癪
起こしたりしない。


微笑みながら『Uちゃんがそういうことすると悲しいんだ。
本当は○○してほしいんだけど…いつも優しくしてくれる
Uちゃんならできるよね?』とか言うだけ。


人の言う通りにするなんて、今までダサいし面倒って
思ってたけど、Aのお願いは何故か自分で進んで
叶えてあげたくなる。


でも最近はそれが不気味に感じてしまってて。
かと言ってAから離れるのも嫌なんだけど…。」


私はUに、Aと過去に付き合った男性がどうなるかを
伝えてみました。


するとUは決意したように語ります。


「俺、Aから離れるわ。Aはマジで危険だと思う。
何でも受け入れて肯定してくれて、俺の唯一絶対の
存在みたいになってる。


俺はAの為なら何でもやってしまいそうな気がする。
冷静に考えて、自分が気持ち悪くなった。」…
そう言い残し、Uは私達から離れていきました。


同性の友達として付き合っている分には感じなかった
のですが、Aには異性を精神的に掌握する力があるようです。


本人は無意識にやっているようですし、この分だとまた
何かがあると思うので、私は深入りせず静かに
見守っておこうと思います。…












父には、人前や子どもである私達の前で母を落とす
癖があった。


料理の味付けが気に入らない、と顔をしかめていうのに
どこが悪いのかは言わない。


どこが悪いの?と聞くと、
こんなことも分からないのか?と絶対に理由を言わない。


人前では、こいつブスでしょ、○○さんの奥さんが
羨ましいですよ!とか、こいつは食うだけの主婦とか、
そう言った感じだった。…


母は何も言い返さなかったけど、代わりに
もともとうまかった趣味の道でパートをするようになった。


それでも父は、いや、更に激しく母を落とし続けた。


そんな母が父が早期退職したのをきっかけに、離婚を
切り出した。


父にとっては寝耳に水だったらしく、抵抗し、そんなこと
をしたら無一文で放り出してやると脅した。


けれども母は顔色1つ変えなかった。


今まではパートだったけど、生徒の評判がよいので
スクールの1つを任されることになった、
あなたがいなくてもやっていける、


もう弁護士にも頼んでありますから、と言った。


結局、母の決意は変わらず、最後の家族での
話し合いの時には、父が泣き落としで母を
説得しようとしていた。…


兄は父を嫌って家を継がずに東京に住み、
私は県外で就職して帰る意思はない。


しかも父は生活能力がない。卵焼き1つできない。


母は、そんな泣き落とす父を冷たい目で見ていたけど、
やがてぼそっと、


「吐気がするのよ」


忌々しげに言った。
母のあんな声を聞いたのは初めてだった。


「あなたの顔を見るだけで気持ち悪いの。
おぞましいの。毎日それを見ろって言うの?


あなたは汚い女は嫌いだって言っていたでしょ?
私もおぞましいモノは嫌いなの。


再婚でもしたら?次の妻って名目の家政婦が、
毎日貴方のストレス解消に付き合ってくれるか
分からないけどね」


両親はこの半年後に離婚した。


母さんのあんな顔も声も初めて見たし聞いた。
怖くて、修羅場だった。


母とは、今でも連絡取り合ってて、たまに会って
楽しく話しているけど、…


あの台詞と雰囲気は忘れられないと思う。








でもフォルダがあって、そこにメールが一杯たまって
彼氏から彼女に送るような甘い内容のメールばかり・・


100通ぐらいあったかも…。


感情的になってしまい、風呂からあがってきた嫁に
問い詰めた。


そしたら「自分が送ったメールなのに、忘れてしまった
のですか?」といって嫁は笑った。


さっぱり気づかなかった。
言われて見れば、差出人がおれの昔の携帯の
番号だった。忘れていた。


そうこうしてる間に嫁の携帯の電池が1つになってた。
もう何年も前から同じ携帯だ。


機種変しないのか?と聞いたら、メールが消えるのが
嫌だったからだと


なんだか携帯盗み見た自分が恥ずかしくなった。


謝ると、嫁は笑いながら
「こんな私を貰ってくれる人なんて貴方以外にいません」
といっておれを抱きしめてくれた。


今週末 嫁の携帯を機種変しにいってきます。
おれの自腹で OTL(Original Time Line)の略。   


年上嫁で、なぜか昔から敬語というか丁寧な言葉で話す。
母親の影響っぽい。…






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