妄想劇場・流れ雲のブログ

趣味の、自己満ブログです。人生は、振り返ることは出来ても、後戻りは出来ない…掲載内容に問題がある場合は、お手数ですが ご連絡下さい。 迅速に対応させていただきます。

妄想劇場・妄想物語







歌:研ナオコ
作詞:作曲:中島みゆき


泣きながら電話をかければ
バカな奴だとなだめてくれる
眠りたくない気分の夜は
物語をきかせてくれる
とてもわがままな私に
とてもあの人はやさしい
たぶん周りのだれよりも
とてもあの人はやさしい


恋人がいます 恋人がいます 
心の頁につづりたい
恋人がいます 恋人がいます 
けれどつづれないわけがある









私7か月の時夫が急逝、泣きながらもこの子を生んで
立派に育てるぞ!と決意した。


いざ出産へ!


最初は「こ、こんな痛みあの人が感じた事に比べたら」
と殊勝に頑張ったが、そうも言ってられなくなってきた。


ベッドで唸っていたら何と、亡くなった夫がベッドの
真横に居る。嬉しくて嬉しくて泣いてしまい、驚いた義母と
兄嫁に説明すると泣かれた。


「夫さんが付いてくれてるから!」って頑張ってたら、
本気でそんな事言ってらんなくなった。


「ぎゅぬぬぬぬぬうぬうぬぬうううぬぬぬうううううううう
ぬぬぬううううぬななうぬううう」と唸っていたら、
ふと気がつくと夫が居ない。


「うぎゃああああああーーん!!」
と泣き叫んで義母に「夫さんが見えないーー見えないー!」


と八つ当たり、義母も「こらバカ息子!!出て来い!!」
と叫んで、しばらく意識飛んだらまた夫が見えた。


「夫ー夫ー…(泣き疲れて寝る)ぎゅわわあああああああ
ぬぬあああああああああ(陣痛再開)」


本当に優しい夫、優柔不断と言われた事もあった夫、
でも本当に私達を大事にしてくれた、虫も殺せないとは
夫の為の言葉、本当に本当に優しかった夫。


幽霊の癖にめっちゃビビって、ドア付近に立ってるw
「夫ーー!しっかり見ろーー!
これがお前の最初で最後の子供だーー!」


「ここに居てお願い!夫、パパになるんだよー!」
だの叫んでたら看護師さん達も号泣。
でも私はビシバシと夫がビビってるのを感じたw


それから生まれるまでほぼ意識飛んでたけど、
子供の顔見た時「うわぁぁー夫ー夫ー子供だよー」
って言ったら脳裏にあの優しい笑顔が出てきた。


医師や看護師さん達は泣いてたんだけど
「大丈夫、夫いるから!そこに居るから!!」
って言った。


生まれた子は夫クローンwwww笑っちゃう位wwww
義父母だけでなく、事情を知ってる夫親戚も見て
うっかり笑う位w


陣痛の苦しみから見た幻かもしれないけど、義母は
「ドアの所に居た」ってのを聞いて信じてくれたw
「夫は怖がりだったからね…」って。


頑張って育てるんで私が行くまであの世で
のんびりしててくれよ、夫w












生まれながらの障害を負った22歳の息子の歯磨きや入浴、
食事などを介助している46歳の女性。


この20年以上、夫や親など近親者がバタバタと倒れ、
そのすべての介護をワンオペで担った。


今、睡眠障害や軽い鬱を患っているものの、めげずに
日々を生き抜く女性の精神の拠り所となっているのが、
栃木県出身のお笑いコンビの漫才と
淡水魚・海水魚の飼育だ


自閉症の息子と鬱病の夫、
体が不自由な実母・義母との5人同居生活


2020年1月。9年前に夫を亡くして以降、一人暮らしを
満喫していた89歳の義母が庭先で転び、 肩を骨折。


肩にボルトを入れる手術を受けるため、入院することになる。
生活が不自由になった義母は、手術前と手術後の合計
半年間、関東地方在住の清水陽子さん(仮名・46歳・既婚)
の家で同居することになった。


4LDKの自宅内には、最重度知的障害・自閉症の息子(22歳)
と、その介護を一手に引き受ける清水さん、


上司によるパワハラで鬱病になり休職中の夫(52歳)の
3人家族、


さらに清水さんの母親(69歳・脳梗塞の後遺症で言語障害)、
そして義母という5人の同居生活が始まったのだ。


清水さんは炊事・洗濯だけでなく、「息子には恥ずかしくて
頼めない」という義母の背中を毎晩流し、 頭を洗って
あげるなど、献身的に介助した。


幸い嫁姑仲は良く、義母は、自分が入院しても見舞いにも
来ず、お盆とお正月くらいしか顔を見せない娘(清水さんの
義理の妹)のことを 「あの娘はダメね」と、不満をこぼした。


母親と義母も、ちょうど20歳の年齢差があるためか、
お互い好意的だった。


コロナの第1波も去った7月になると、義母の肩は完治し、
自分の家に帰宅。再び母親と夫と息子、4人での暮らしに戻り、
一息ついたのもつかの間、


義理の母は鬱病を患ってしまう。月に2回、心療内科への
通院が必要になり、退職した夫が様子を見がてら連れて
行くようになった。


コロナ第3波が始まった11月、母の認知機能が急激に
低下した 第3波が始まった11月。さらに追い打ちをかける
ような出来事が起こる。


母親が「お腹が痛い」と訴え始めたのだ。清水さんは心配し、
母親と同じ部屋で眠っていたが、夜中に何度も起こされ、
早朝に嘔吐で目が覚めた。


「これはまずい」と思った清水さんは、息子を施設に預けると、
母親を連れて病院へ。


母親は脾臓が腫れて、 炎症を起こしていた。血液検査の
結果も良くないため、そのまま入院に。


医師には、「2週間ほどで退院できる」と言われたが、
その3日後、突然母親の意識がなくなり、別の病院へ転送。


さまざまな検査をしたが異常は認められず、夜には元の
病院へ戻った。 医師によると、症状は安定したが、
認知機能の急激な低下が見られているとのこと。
現在も予断を許さない状況だ。


子育てと複数人の介護を同時に担当する辛さ……


清水さんの息子は22歳になった。
現在も、朝晩の歯磨きと入浴は清水さんが全介助し、
食事と服の着替えは一応自分でできるが、 食事は
手づかみで、服は前後ろや裏表になっていることが多い。


「息子は今でも大きな建物に入るのが嫌で、入ると大絶叫
します。食べられるものがすごく限られていて、 好きなもの
でもパッケージや味がリニューアルすると、


途端に食べなくなってしまいます。睡眠もまとまらず、夜中や
早朝に起きてしまうこともしばしばです」


息子は現在、障害者福祉施設に通っている。軽度の障害者
は簡単な作業を行うが、障害が重い息子は作業量が少なく、
主にレクリエーションをしてお昼ご飯を食べ、掃除をして
帰ってくる。


機嫌よく通ってくれる間はいいが、夏に大好きな水遊びが
中止になると、機嫌が悪くなり、2カ月ほど通ってくれなかった。


一方、夫は回復傾向とはいえ、うつ病で心療内科に通院を
継続。現在は国家資格取得を目指して勉強中だ。


「息子が小さかった頃、夫は仕事で朝から晩までいなくて
基本私のワンオペ。


肉体的にも精神的に参っていた私は、 夫を気遣うこともできず、
会話もありませんでした。


障害のある子の親御さんは離婚率が高いのですが、
うちはよく離婚しなかったなと思います」


お笑いコンビU字工事の漫才…


私が笑うと、息子の精神も安定
養護学校でできたママ友とは、現在も、同じ悩みを共有
してきた戦友のような仲だ。


「ママ友とよく、『私が倒れたらどうなるんだろう?』っていう
話をしているんです。みんな、 障害のある子どもに頼れない
ことはわかっているので、『最悪みんなで一緒に住まない?』
って話してます」


睡眠障害や軽い鬱を患っているとはいえ、清水さんから
感じられる明るさやおおらかさは、 長い間苦労や不安を
経験し、その時々に自分で考え、解決や納得をしてきたから
こそ得られた賜物のように思う。


「息子はテレビがついているとすぐに消してしまうのですが、
15~16年ほど前に偶然お笑いコンビ・U字工事の漫才を
見て笑ったところ、 子もつられて笑い、それからはお笑い
番組は見るようになりました。


彼らには感謝しています。 当時は笑うことを忘れるほど
辛かったけれど、今は、めったにできない経験をしてきた
からこそ、


ちょっとやそっとじゃ動じない落ち着きや、人間としての
深みが得られたのかなと思えるようになりました」


そんな清水さんの癒やしは、息子が7歳のときに持ち帰って
きた金魚から始まった、淡水魚と海水魚の飼育だ。


水換えが大変だが、やり終えると気持ちがスカッとするという。


「今は、気になることがあったらインターネットで調べること
ができますが、私が息子を生んだときは、 まだパソコンも
スマホも普及していませんでした。


最近、『うちの息子の小さい頃の話を書いたら、 今の
お母さんたちの助けになるのでは?』と思い、ブログ
を始めました。


私のように育児で悩んでいるお母さんがいたら、
『大丈夫よ』と声をかけてあげたくて……。


徐々に療育制度が整いつつあるので、お子さんに必要と
される分野の療育を、 躊躇せず、1日も早く受けさせること
が大切だと思います」


これから息子と夫、2人の母親の4人の介護をすることに
一人っ子の清水さんは、確実に母親の介護をすることになる。


すでに89歳の義母も、いつ要介護状態になってもおかしく
はない。夫の姉はあてにならず、清水さんが介護をする
可能性は高い。


しかし清水さんには、最重度知的障害の息子がいる。
子育てと介護でダブルケアだが、実際はたった1人で
息子と2人の母親、夫も入れれば4人の世話をすることになる。


集中する負担を、少しでも軽減することはできないだろうか。


2018年にソニー生命保険株式会社が実施した「ダブルケア
に関する調査」によると、全国の大学生以下の子どもを持つ
30歳~55歳の男女1万7049人に、


“子育て”と“親(または義親)の介護”が同時期に発生する
状況である「ダブルケア」について聞いたところ、


全体で約3割の人がダブルケアを経験していた。
ダブルケア経験率は年齢が上がるにつれて高くなり、
50代女性では約4割以上が経験していた。


さらに、 ダブルケアに対する備えとして行っている(いた)こと
を聞いたところ、「特になし」が4割近く。


「ダブルケアに対する備えとして行っておいたほうが良かった
と思うこと」の1位は、「ダブルケアの分担について親族と
話し合う」だった。


多くの人が、ダブルケアに対する備えをしないまま、
ダブルケアを経験することになってしまっていることが伺える。


また、ダブルケアのキーパーソン205人に、キーパーソン
となった理由を聞いたところ、


男性は約6割が「自身の希望で主に関わりたい
(関わりたかった)」 と回答しているのに対し、


女性は「自分以外に主に(介護)できる人がいない
(いなかった)」 が6割強と、「自身の希望で主に関わりたい
(関わりたかった)」の4割強を上まわる結果となった。


多くの人が準備期間なしでダブルケアに突入する 加えて、
同調査では、ダブルケアラーの8割近くが「公的介護サービス
は不十分」、7割強が「公的子育て支援は不十分」と回答。


ダブルケアラーの多くが、介護施設や保育施設の入所基準
にダブルケア加点をするなど、ダブルケア世帯に配慮した
介護施設入所基準にすることや、


介護も育児もあわせて相談できる行政窓口の設置、
ダブルケア経験者が地域で直接相談にのってくれる場、
ダブルケア当事者が地域でつながる場を望んでいる
ことが明確になった。


清水さんも、ダブルケアに対する備えなどする間もなく、
ダブルケアをキーパーソンとして経験することになって
しまった。


もちろん、ダブルケアの分担について親族と話し合う暇など
なかった。


今でこそ息子の養護学校時代のママ友がいるため、
孤独感や不安感を抱えることは少くなったが、
ダブルケアについて話せる相手はなかなかいない。


清水さんには、「難しいかもしれないが、優先順位をつけて、
何よりも自分を大切にしてほしい」と伝えずには
いられなかった。 ・…







「泥棒と悪口を言うのと、どちらが悪いか」。


教会の牧師は「悪口のほうが罪が深い」と言われました。
大事にしていたものや、高価なものを取られても、
生活を根底から覆(くつがえ)されるような被害でない限り、
いつかは忘れます。


少しは傷つくかもしれませんが、泥棒に入られたために
自殺した話はあまり聞かない。


だけど、人に悪口を言われて死んだ老人の話や
少年少女の話は、時折、聞きます。


「うちのおばあさんたら、食いしんぼうで、あんな年をしてても
三杯も食べるのよ」と陰で言った嫁の悪口に憤慨(ふんがい)し、
その後一切、食べ物を拒否して死んだ、という話があります。


それと、精神薄弱児の三割は妊婦が三か月以内に
強烈なショックを受けた時に生まれる確率が高いと
聞いたことがありますが、


ある妻は小姑(こじゅうと)に夫の独身時代の素行を聞き、
さらに現在愛人のいることを知らされた。


それは幸せいっぱいの兄嫁への嫉妬から、そういうことを
言ったのです。


この小姑の話にちょうど妊娠したばかりの妻は大きなショック
を受け、生まれたのは精神薄弱児だったそうです。


恐ろしい話です。私たちの何気なく言う悪口は人を死に
追いやり、生まれてくる子を精神薄弱児にする力がある。


泥棒のような単純な罪とは違うんです。


それなのに、私たちはいとも楽しげに人の悪口を言い、
また、聞いています。


そしてああきょうは楽しかった、と帰っていく。
人の悪口が楽しい。これが人間の悲しい性(さが)です。


もし自分が悪口を言われたら夜も眠れないくらい、怒ったり、
くやしがったり、泣いたりする。


自分の陰口をきいた人を憎み、顔を合わせても口を
きかなくなるのではないでしょうか。 


自分がそれほど腹が立つことなら、他の人も同様に腹が
立つはずです。そのはずなのに、それほど人を傷つける
噂話をいとも楽しげに語る。


私たちは自分を罪人だとは思っていない。
罪深いなどと考えたりしない。


私たちはたいていそう思っています。


それは私たちは常に、二つの尺度を持っているからです。
「人のすることは大変悪い」「自分のすることはそう悪くない」。


自分の過失を咎(とが)める尺度と、
自分以外の人の過失を咎める尺度とはまったく違うのです。


一つの例を言いますとね、ある人の隣家の妻が生命保険の
セールスマンと浮気をした。


彼女は、「いやらしい。さかりのついた猫みたい」
と眉をひそめ、その隣家の夫に同情した。


何年か後に彼女もまた他の男と通じてしまった。だが彼女
は言った。


「私、生まれて初めて、素晴らしい恋愛をしたの。
恋愛って美しいものねぇ」


私たちはこの人を笑うことはできません。
私たちは自分の罪が分からないということでは、
この人とまったく同じだと思います。



三浦綾子氏の名言


  九つまで満ち足りていて、
  十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、  
  人間はまずその不満を真っ先に口から出し、  
  文句をいいつづけるものなのだ。


  自分を顧みてつくづくそう思う。
  なぜわたしたちは不満を後まわしにし、 
  感謝すべきことを先に言わないのだろう。






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