妄想劇場・流れ雲のブログ

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妄想劇場・森羅万象














警察が、犯罪を犯したと思われる者(被疑者)を
逮捕した場合、48時間以内に証拠を固めて検察庁へ
送致できない場合は、身柄を釈放しなければならない


痴漢だと疑われたとき、どうすれば冤罪を避けられるのか。
痴漢冤罪では『弁護士の手配が遅れれば遅れるほど無実
を証明するのは難しくなると認識したほうがいい。



通勤電車のつり革につかまって、スマホでゲームしてたら、
目の前に立ってた女性が振り返って叫んだ。


「この人痴漢ですっ!」
オレ、つり革につかまってるじゃん。なんてことも
言えず、次の駅で引きずり降ろされた。


あっと言う間に警察がやってきて、両脇をつかまれて連行。
オレ、このまま前科者になっちゃうの……?


男性諸君はみな、これを読んで震え上がったことと思う。
まずはこうした事態に巻き込まれたときに、身の潔白
を証明する方法から解説していこう。


痴漢だと言われたら、対象女性に対し絶対に謝罪しては
いけない。日本人の常識的な考えでつい謝ってしまい
がちだが、仮に刑事裁判にかけられた場合、この常識
が仇となる。


裁判所は「身に覚えがないのなら、なぜ謝ったんですか?」
と一蹴、あなたを有罪にしてしまうからだ。


こうした場合は、身に覚えがないことを根気強く
訴えつつ、日弁連の当番弁護士を呼ぶことを要求したい。


また、押し問答になったとき、相手の女性の衣服には
絶対に触れないこと。


警察は物的証拠を検察庁に送るために、女性の衣服の
繊維があなたの手のひらに残っていないかを検査する。
女性の衣服に触れてしまうと、あなたが痴漢を行った
という証拠をわざわざ作ってしまうことになる。


まずはこのふたつを頭に叩き込んでいただきたい。


つぎに守ってほしいのは、逃亡しようとしないことだ。
駅には防犯カメラがあちこちにあるし、自動改札の
履歴情報を調べれば簡単にあなたにたどりつける。


こうなると最悪だ。警察は証拠を隠滅しようとして
逃げたと判断、刑事裁判に発展した場合、とことん
不利な立場になってしまう。 駅事務所には行かずに
その場で弁護士を呼ぶべき 。


「この人、痴漢よ!」と言われて怖くなり、線路に
降りて逃げた人が過去にいるが、許可なく線路に
降りた場合、鉄道営業法違反で処罰される。


それが原因で電車のダイヤが乱れれば、億単位の賠償金
を請求されかねない。 さらに、走って逃げる途中で
通勤客にケガをさせたりしてしまったら、今度は傷害罪
に問われる。


傷害罪は痴漢よりはるかに罪が重いから、絶対に逃げて
はダメだ!


周囲の乗客から駅に降ろされた場合、駅係員が事務所
に連れていこうとするが、断固として拒否し、
「弁護士を呼びます。


警察の方を呼ぶなら、この場に呼んでください」
と伝えよう。


「弁護士に縁はないけど、弁護士を呼べるの?」
そう思う方もいるだろう。実は日本には、当番
弁護士制度というものがある。


これは日本弁護士連合会(日弁連)が提供するもので、
警察に逮捕されたときなどには、1回だけ無料で弁護士が
対応してくれるというものだ。


可能ならばスマホで最寄りの弁護士会をチェックし、
「当番弁護士の対応を依頼します」と伝えてほしい。


また、この場で家族に電話しておくのがきわめて重要。
その際には「痴漢冤罪に巻き込まれていること」
「どこの駅で警察を呼ばれた」このふたつを必ず家族に
伝えてほしい。


個人情報の提供には素直に応じたほうがいい


逮捕前に弁護士に連絡することに成功したら、駅で
弁護士の到着を待ってほしい。


その際に、警察官から住所氏名などの個人情報の供述を
求められたら隠さずきちんと伝えたほうがよい。


個人情報を隠すと「逃亡する恐れあり」と見なされ、
逮捕される可能性が高くなるからだ。


実際のところ、弁護士立ち会いのもと、運転免許証など
の公的な身分証明証を提示すると、逮捕されずに帰される
ケースもある。


ただし、後日呼び出しを受けて逮捕・検察庁へ送検と
いうことはあり得るので、解放されても油断せずに、
弁護士と今後のことについて対策を練ることだ。


一方、弁護士の到着が間に合わない場合は、任意同行
という形で警察署に連行されることがほとんどだ。


この場合は「当番弁護士を呼んでほしい」としつこく
繰り返し警察官に伝えること。当番弁護士が到着する
間も警察官は取り調べを進めようとするだろう。


痴漢は冤罪が多いため、ここ数年は警察も自供だけ
ではなく、物的証拠を残すことを強く意識するように
なってきている。そこで重要な物的証拠となるのが、
手のひらについた繊維片だ。


供述調書には絶対に署名捺印してはいけない


あなたが本当に痴漢行為を行っていたのなら、被疑者の
手のひらには、女性の衣服の繊維片が大量に付着している。
警察官から自供を促されたときには、警察官にこのこと
をつついてみるとよいだろう。


手のひらを調べても物的証拠は見つからず、さらには
容疑を否認しているとなると、警察は検察庁への送致
をあきらめる可能性が高いからだ。


このように、たとえ不本意ではあっても取り調べには
応じたほうがいい。ただし、警察官から渡される
供述調書には、署名捺印してはダメだ! 


供述調書とは、あなたが問われている罪についてあなた
が罪を行ったと認める書面のことである。


これに署名捺印してしまうと、ほぼ100パーセント冤罪
は覆せない。だから警察官から恐ろしい言葉で恫喝
されたとしても、絶対に署名捺印はしてはならないのだ。


痴漢冤罪に陥らないための「4大原則」
・逃げない 逃げると証拠を隠滅しようとしたと捉えられ、
冤罪が覆せなくなる。また、それが原因でけが人が出た
りすると傷害罪に問われるうえに、電車のダイヤが
乱れると、億単位の賠償金が取られることもある。


・可能な限り早く弁護士に連絡する 弁護士の知り合い
がいない場合でも、日本弁護士連合会が当番弁護士と
いう制度のもと、逮捕時に1回だけサポートしてくれる。
無視されてもしつこく当番弁護士を要求すべし。
余力があれば、自分で当番弁護士に連絡して助けを
求めるのもよい。 また、家族にも連絡して、どの駅で
警察に取り囲まれているかを伝える。当番弁護士を呼べ
ない場合に備えて、家族からも弁護士を呼んでもらう
ようにする。


・警察官には個人情報を隠さない 警察官から、住所氏名
などの個人情報の提示を求められた場合、隠さないほう
がよい。個人情報を隠そうとすると、逃亡の恐れがある
とみなされて、逮捕されることになりかねない。
逆に免許証などの公的な身分証明証を提示すると、解放
される場合もある。


・供述調書には絶対に署名捺印してはいけない 警察署
に連行されたら、弁護士が到着するまでの間にも取り
調べが行われるが、その間も当番弁護士を呼んでほしい
と主張すること。


取り調べ後、警察官はあなたの供述調書に署名捺印を
しろとしつこく促してくるが、絶対に応じてはいけない。
署名捺印は、あなたが罪を犯したと認めること。まず
100パーセント冤罪を覆すことができなくなる。


警察官が恫喝しても絶対に応じず、弁護士の指示を仰い
でほしい。 冤罪に備えて事前に対策をしておくべき
いざ冤罪の容疑をかけられた際に、自分で対処するのは
きわめて困難である。


痴漢冤罪の予防には、事前の対策が大切だ。


電車に乗る際は、女性に近づきすぎないようにしよう。
両手でつり革をつかむなどして、誤解が生じない工夫を
することも大事だ。


また、日本弁護士連合会が提供している当番弁護士制度
窓口の電話番号をスマホに登録しておくだけでも、
いざというときにはおおいに助かることだろう ・・・・









「ひきこもりという言葉がない時代から、ひきこもり。
母がいなくなったらきっと生きられない」  
消え入りそうな声が漏れた。


窓という窓が目張りされた本島中部の木造小屋。
薄暗い室内を二つに仕切るカーテンの向こう側、
3畳ほどの「聖域」が、コウジさん(49)=仮名
=の全てだ。


高齢の親が、中高年の子どもの生活を支える
「8050(はちまる・ごーまる)問題」を
「まさに自分だ」と自認する。


カーテンを開け、聖域の外に出るのは週に1度あるか
どうか。それでも夜中に庭まで行くのがやっとで、
この地に引っ越して10年以上、自宅の庭から外に
足を踏み出したことはない。  


カーテンの隙間から差し出すメモで意思を伝え、
生活必需品は、隣に住む母マサエさん(83)=仮名
=に買い出してもらう。


買い物袋が届くと、つえを使って引き込む。
聖域にはトイレがないから、用を足すときはバケツに。
袋にまとめ、母にごみ出ししてもらう。水をためた
大量のポリタンクも常備している。  


高校中退後の16歳からひきこもり。中学生の頃付けた
銀歯は外れ、うみが出ている。体を動かさない長年の
生活からか、腰痛は年々増している。  


「外に出ても『浦島太郎状態』でしょうね。
自分が知る30年以上前の社会と、かけ離れすぎて」  
テレビや母名義のガラケーは壊れたまま。


「外」の社会に触れる唯一のメディアは今、ラジオ
だけだ。


母に負担かけ続ける苦しさ  


マサエさんは数年前から、コウジさんと住んでいた
小屋に出入りする数段の上り下りがしんどくなり、
同じ敷地内にある簡易倉庫に住まいを移った。


屋根は崩れかけ、土間に板を1枚置いただけのクーラー
もない空間。屋根代わりにビニールシートをかぶせ、
雨風をしのぐ。  


沖縄戦を生き延び、貧しさから小学校を卒業するとすぐ
に実家を追い出されて働いた。離婚し、頼れる身寄りも
いない中、女手一つでコウジさんを含め5人の子ども
を育てた。


総菜などの調理補助で1日14時間を超える立ち仕事を
長年続け、日当は6千円ほど。  


「寝て起きて、すぐ仕事の繰り返し」。コウジさんの
幼心に残るのは、疲れ切り、布団でぐったりと横に
なる母の姿だ。  


その母に今なお、心身の負担をかけ続ける。
「働きものの母、できそこないの自分。


母はきっと、自分を憎んでいる」。


歳月の重なりが、外に向かうコウジさんの足を
鉛のように重くする。


「息子のため」体を酷使  


外の世界を遮断し、窓一面に張られた紙の破れた穴から、
コウジさん(49)=仮名=がそっとガラス越しに
うかがう母マサエさん(83)=同=の体には、
日に日に老いが刻み込まれる。


腰は曲がり、壁づたいに足をひきずりながら、
息子のために手押し車を引いて買い出しに向かう。


何度か転倒し、大けがをしたこともある。


要介護認定を受け、周囲から施設入所やヘルパー利用
を何度勧められても、マサエさんが頑として首を縦に
振らないのは「息子のため」だ。


「子育て」は終わらない。


他の4人の子も、いつしか2人と疎遠になった。  
生活保護にも医療にもつながらず、社会から気配を
消して、母を頼りに命をつないだ30年余り。


コウジさんは「母と顔を合わせれば、現実に引き戻され
てしまいそうで怖い」という。親子で対面し言葉を
交わしたのはもう何年も前だ。  


マサエさんの安否を確かめる唯一の手掛かりは夜、
簡易倉庫の窓に小さな明かりがともるかどうか。


しかし母に緊急事態が起きても、外に出られず電話も
持たないコウジさんには、外部にSOSを伝える
手だてがない。 


忘れられない中退の悔しさ  


子どもの頃の将来の夢は警察官だった。どうして今、
こうなったのか。  


「ひきこもりを、社会のせいにしたいわけではない。
半分は自分のせいだ。でも、もう半分は…」  


コウジさんは、わだかまりをずっと解消できずにいる。
うまく言葉にできないが、経済的事情で高校中退を
余儀なくされた16歳の頃の悔しさは忘れられない。  


「どうやら息子がいるらしい」という、マサエさんを
担当する地域包括支援センターの情報で、ようやく
コウジさんが家族以外の他人との接点を持ったのは
約1年前。  


親子は孤立し、共倒れ寸前だった。



80代の親が収入のない50代の子どもと同居し、
経済的困窮や社会的孤立に陥る「8050
(はちまる・ごーまる)問題」。


ひきこもり状態にある40歳以上の人は県内に
推計7千人。実態はほとんど分かっておらず、
行政の支援も行き届いていません。


そこにいるのに、見えづらい。閉ざされた家の中で、
本人や家族は今も高齢化をたどり、経済的、精神的、
体力的に限界へと追い詰められつつあります。・・・








有名大学を卒業した息子さんが、せっかく人気の
大手企業に就職して喜んでいたら、辞めてしまった
というのです。


理由は、 「上司や先輩から嫌な事を言われたから」
というのです。


もともと、優秀なのですぐに次の就職先が見つかりました。
ところが、そこも、「営業の仕事が向かないことが
わかった」 といい早々に退職。


「自分はコミュニケーションをはかるのが苦手で、
人と関わる仕事はしたくない」 と、ニートになって
しまったというのです。


その息子さんに会ってみると、真面目で明るくて好青年
に思えました。


普通に会話もできます。さらに、とてもお婆ちゃん思いの
優しい子なのです。


父親は、何度も「辛抱することの大切さ」や「人との
付き合い方」を説いたそうです。


しかし、無理に辛抱して仕事を続けさせることがいいの
か悪いのか悩んでしまったそうです。


昨今、過労死や、パワハラ・セクハラに遭い「うつ」
になったことから自殺に追い込まれる事件が後を
絶ちません。辛抱が良いとは限らないからです。 う


「サラリーマンは我慢して給料をもらうもんだ」 とか、
「嫌なことを言う人でも、相手のいい所を探してみたら」
とか「口下手の人ほど、聞き上手で営業に向いている
と言われるんだよ」 とか、・・・・


さて、その翌年のことです。再び、その友人と会った時、
こんな話を聞きました。


今度は、次男の話です。


兄とは違い、弟はできが悪くて親としては、将来が心配
でたまらなかったそうです。


小学生の時から、通知表はずっと低空飛行。いまだに
分数どころか、九九さえも怪しい。塾に通わせたけれど、
いっこうに成績は上がらない。


本人に問うと、覚えようとはするけれど、頭に入らない
というそうです。このままでは、社会の落ちこぼれで、
ホームレスになってしまうのではないか。


しかし、その次男さんは、野球が大好きで、上手くは
ないけれど部活が毎日楽しみで仕方がなかったそうです。


中学3年生のとき、進学担当の先生の紹介で、ある
私立高校の野球部の監督と会いました。 両親も一緒です。


その席で、監督さんは、こうおっしゃったそうです。
「野球が好きなら、うちの高校に来ないか。3年間、
野球部を辞めずに続けて高校を卒業できたら、就職先
を紹介してあげよう。


確約ではないけれど、私も努力しよう」


次男さんは、その高校に監督の推薦をもらって進学
しました。ときおり、甲子園の地区大会で名前の挙がる
野球部ということもあり、野球部員は大勢いたそうです。


次男さんは二軍にも入れません。ランニングやストレッチ、
キャッチボールなどの基礎練習はみんなと一緒にしますが、
たいていは球拾いとか、道具の整理ばかりの日々。


卒業するまで、おそらく一回も試合に出られる可能性は
ゼロと思われました。


それでも、辞めるどころか、一日も休まず部活を
続けました。 3年生の就職活動の季節がやって来ました。


高校での勉強の成績は、もちろん惨憺たるもので、
普通ではどこも受からないと思われました。


しかし、監督が3年前の約束通り、大企業に推薦してくれ、
見事に合格したのです。


なんと、東証一部上場のメーカーです。
「よく辛抱して続けたな」 と、試合に出られないのに、
途中で投げ出さずに頑張ったので推薦してくれたのです。
企業も、監督の推薦理由を評価したのでした。


話は続きます。・・・


そこまで成績が悪いと、社会人としてやっていけないの
ではないか。またまた両親の不安は募りました。


ところが・・・。 次男さんは、配属された配送センター
で、メチャクチャ先輩たちに可愛がられていると
いうのです。


特に、年輩の女性たち、つまりオバチャンたちに。
毎日、お昼の休憩時間になると、声を掛けられて一緒に
ランチします。


オバチャンたちが持って来たお弁当のおかずを、
「これ食べなさいよ」「こっちも美味しいよ」 と、
みんなが分けてくれる。


ここで、疑問が湧きました。どんな性格なのだろうと。
次男さんには会ったことがないので、人柄がわから
ないのです。  


父親いわく、「人と話をするのが下手で、まともに受け
答えができないんです。


でも、人に何を言われてもニコニコしているんです。
野球部の時には、注意されたにもかかわらずニコニコ
笑っているので『何笑ってるんだ!ふざけるな』と
怒られたこともるそうですが、そのうち


『あいつは憎めない奴だ』というキャラが定着して、
みんなに可愛がられるようになったのです。


たぶん、会社でも同じなんでしょう」 と。  


次男さんは、いまのところ彼女がいないので、休日には
家でボーとしています。


それを知ったオバチャンたちが、「バーべーキューする
から、一緒に行こう」 と誘ってくれるようになった
そうです。


さらに、「今度、引っ越しするんだけど、手伝って
くれない」 と頼まれ、嫌な顔一つせず、ホイホイと
休日に出掛けるのだといいます。


そんな次男さんは、「会社が楽しい」 と言っている
そうです。 訊きにくいことを訊きました。


「ところで、お兄ちゃんはどうしてる?」
「うちでニートしてるよ。まあ、健康だから、
有難いけどね」


友人は、少し言いにくそうでしたが、それは本心の
言葉のように思えました。


思いました。人生ってわからないものだなあ。そして、
「辛抱」ということについて考えました。


辛抱し過ぎて病気になってしまってはいけません。
でも、何事も辛抱して続けないと、実ることはありません。


ニートの長男さんも、自分に合わない職場に早く
見切りをつけたことが正解だったかもしれません。
しかし、両親がいつまで健康で手助けしてくれるか
わかりません。


もちろん、次男さんだって・・・。就職した会社の
行く末は、誰にもわかりません。


もし、リストラさられた・・・。この兄弟は、
これからどんな人生を歩んでゆくのか。
それぞれの生き方に、賛否両論あると思います。


答は、時の過ぎゆくままに、藪の中です。・・・・





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