妄想劇場・流れ雲のブログ

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妄想劇場・森羅万象













この時の彼女は、自らの政治生命が“どん底”へと沈んで
いくことを、予期していなかったに違いない。  


東京のホテルニューオータニであった講演会で、野田氏は
新年の展望をこう述べていた。


「人の縁を大切にしてきた自分は、この夏、7月を迎えれば、
国会議員にして頂き25年が経つ。私ほど浮き沈みの激しい
政治活動を繰り広げた国会議員は少ない」  


記念すべき節目を迎えた彼女は、人の縁を大切にする
あまり窮地に陥っている。7月19日付朝日新聞の報道に
端を発した、野田事務所の“金融庁への圧力”問題で、
渦中の人となった野田氏。


動向が注目されていた9月の自民党総裁選への出馬にも
赤信号が灯っている。  


それは日本初の「女性総理」という彼女の夢が、壊される
ことを意味するのだ。  


ちなみに講演会では、こんな発言もあった。
「皆さんに大笑いされますが、毎年、組閣名簿を作ってきました。



自分が総理になったら、誰を財務大臣にしようか、誰を
経産大臣にしようかということを、毎年ずっと趣味のように
続けてきた。


信用していた人や、大臣になって貰おうと思っていた人に
裏切られたり、気がつくと違う党に行ってらしたりしたことも」  


一連の問題の原因は、彼女自身の脇の甘さが全てだが、
そんな彼女にしてみたら、〈信用していた人〉たちに
〈裏切られた〉と抗弁するやもしれない。


GACKTコイン”運営会社の杜撰な実態  


その1人が、野田氏自ら友人だと公言するタレントの
GACKTである。  


例えば、野田氏と同じ自民党の高市早苗前総務相の
ホームページには、党本部でGACKTを挟み、野田氏と
高市氏が笑顔でおさまる写真が掲載されていた。  


彼との交遊を、野田氏が周囲に隠すことはなかったが、
そんな蜜月ぶりは“GACKTコイン”と称される仮想通貨
「SPINDLE(スピンドル)」の登場で疑惑へと転じる。


違いの分かる一流芸能人と持て囃(はや)されるGACKTは、
自身のブログを通じて盛んに「SPINDLE」を宣伝してきた。


しかし、今年1月12日、当局からその仮想通貨について、
重大な嫌疑が持ち上がる。日本では仮想通貨の取引を
するにあたり、運営する会社が金融庁に届出をして認可を
受けなければならない。


にもかかわらず、GACKTコインを運営するBLACK
STAR&CO.(以下、企画会社)は、正式な届出をしないまま
投資を募ったとして、当局から“指導”を受けていたのである。  


これまで(「週刊新潮」)が報じてきたように、企画会社の
幹部は過去に関東財務局から行政処分を受けるなど、
その杜撰(ずさん)な実態は当局からも注視され、
仮想通貨事業は暗礁に乗り上げていたのだ。  


「企画会社は、広告塔だったGACKTと親交のある野田
総務相の威光を笠に、金融庁に便宜を図って貰おうと
したのでしょう。


野田氏の秘書から説明を求められた金融庁の担当者は、
野田事務所まで直接出向き、秘書と企画会社の人間に
話をする羽目になりました」  


疑惑の面会は、冒頭の講演会からわずか2週間後、1月30日
の出来事だった。 「奇しくもこの日は、GACKTコインの
プレセール最終日だったのです」  


プレセールとは、新規の仮想通貨が、取引所で扱われる
前の段階で、投資家が購入できるという仕組みだ。


「企画会社はプレセールが終って以降、本格的な取引を
始められるよう当局と決着をつけたかったのかもしれません。


けれど、この時期はコインチェックの仮想通貨不正
流出事件が発生したばかり。金融庁の担当者はてんてこ
舞いだったと聞いています。


そんな大騒ぎの折も折、現職大臣の事務所の要請に
わざわざ金融庁が応じたとなれば、よほどの圧力を
感じてのことだと思います」


当局に睨まれる  


釈明の場で野田氏は“金融庁に一般的な説明をして
貰っただけ”“圧力ではない”と弁明したものの、 「今回の
ように事務所秘書が同席したことは、明らかに金融庁の
役人に対する圧力だといえます」  


「もし一般的な説明を聞いただけだとしても、当該企業は
わざわざ野田事務所を通して役所へ問い合わせたわけ
ですからね。このこと自体、役所に圧力をかけてくれという
意味になりますし、金融庁が圧力と受け取るのは当然です。


政治家の力を背景に、“ウチの嫁に話をして…”  


なぜ日本初の「女性総理」を目指してきた彼女が、当局から
睨まれるような輩たちと親交を深めるに至ってしまったのか。
背景には、彼女の夫・文信氏(50)の存在がある。  


さる金融業界関係者の話。・・・
「文信さんは、GACKTさんと一緒に、ある投資家から仮想
通貨の話を聞くうちに、より関係を深めていったと聞いて
います。


次々と新興の仮想通貨が世に生まれる中で、彼らも一攫
千金を狙おうと。結果的に生まれたのがGACKTコインですが、
文信さんも企画会社に一枚噛んでいるんです」  


企画会社の登記簿などに目を凝らしても、文信氏の名は
確認できないが、一体どういうことだろう。


「現職大臣の夫という立場上、表向きは存在を伏せていますが、
文信氏は企画会社に資金を投じ、仮想通貨を普及させようと
目論んでいてね。


当局に睨まれ、なかなか事業が軌道に乗らないことに業を
煮やしたのか、あるパーティーで“ウチの嫁に話をして
金融庁に行ってくる”なんて口にして、


周囲に“そんなことしたら問題になる”と言われても耳を
貸しませんでした」なかなか芽の出ない企画会社のメンバー
からすれば、野田氏の夫は守護神に見えたに違いない。


とやかく煩(うるさ)い金融庁が、頼めばわざわざ出向いて
話し合いに応じてくれるのだから・・・。  


野田氏は強く否定しているが、夫が企画会社の利害関係者
なら、金融庁への面会要請は別の意味を持つ。政治家として
野田氏は自らの親族に便宜を図った、との誹(そし)りも
免れないだろう。


author 週刊新潮 2018年8月2日号掲載





〈真実であると認められる〉  


4月21日、東京地裁で、野田聖子元総務相(60)の夫
・文信氏(54)が週刊新潮を訴えた裁判の判決が言い
渡された。


結果は文信氏側の請求棄却。さらに文信氏が「反社会的
勢力」に属していたことを裁判所が認めるという、異例の
認定が下されたのである。  


ことの発端は2018年7月。当時の安倍政権で総務大臣を
務めていた野田氏の秘書が、文信氏と懇意にしていた
仮想通貨事業者を同席させた場で、金融庁の担当者を
呼びつけ“圧力”をかけたのではないかとの疑惑を
朝日新聞(7月19日付)が報じたことがきっかけだった。  


これを受け週刊新潮は、“圧力”の背景に文信氏の存在
があると指摘し、暴力団に所属する構成員であった経歴を
報じた。


この記事を“事実無根”とする文信氏は、発行元である
新潮社を相手取り、1100万円の損害賠償を求め東京地裁
に訴えたのだ。  


その請求が棄却されたわけだが、判決文では文信氏の
経歴について、こう記されている。


〈原告が指定暴力団・会津小鉄会の昌山(まさやま)組に
所属していた元暴力団員であるとの事実の重要な部分は、
真実であると認められる〉  


(週刊新潮)が訴えられた当該記事を取材した当時、
野田氏は文信氏の過去について〈事実ではございません〉
と明確に否定している。


今回、改めて裁判について見解を問うと、〈裁判中につき
回答は控えます〉(野田聖子事務所)と言うのみ。  


メディアに登場した際には、「日本初の女性総理」への
意気込みを語っていた野田氏。本当に総理を目指すので
あれば、世間に対して明確な説明が求められるだろう。  


4月28日発売の週刊新潮では、裁判で「重要な証人」として
出廷した、暴力団「昌山組」元組長の証言などと併せて報じる。


author 週刊新潮 2021年5月6・13日号掲載






「いまの仕事は自分に合っていない。
ちがう仕事を見つけたほうがいいのかな」


若いビジネスパーソンには、そんな思いを抱えている人が
少なくないようです。


仕事について間もない新入社員でも、“自分に合う仕事”は
ほかにある、と思っているフシがあります。


しかし、そんなものはありません。
自分に合う仕事を求めていたら、いつまでも放浪を続ける
ことになります。 いまついている仕事に自分を合わせて
いくしかないのです。


「そんなことをいっても、合わない仕事じゃ、楽しくない
じゃないか」


あなたは、どこかに楽しい仕事、おもしろい仕事が、あると
思っているのですか?


たしかに楽しそうに仕事をしている人はいます。
おもしろさを見出している人もいるでしょう。


しかし、それは、仕事がそうさせてくれているのではありません。
その人自身がその仕事を楽しんでいる、おもしろく
しているのです。


幕末に長州(現・山口県)で騎兵隊を組織した高杉晋作の
辞世とされる歌があります。


「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 
こころなりけり」


病の床に伏していた高杉が詠んだ“前句”に、看病に
あたっていた野村望東尼(ぼうとうに)が“後句”をつけた
ともいわれていますが、


おもしろくもない世の中も、心しだいでおもしろくなる、
と詠っているのです。 ・・・・






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