2021年5月のブログ記事
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むかしむかし、仁和寺(にんなじ)の東にある高陽川 (こうようがわ)のほとりに、夕暮れ時になると可愛い少女に 化けたキツネが現われて、馬で京に向かう人に声をかける という噂がたちました。 「どうぞ、私をお連れ下さいませ」 そう言って馬に乗せてもらうのですが、 すぐに姿を消して乗せてもらった人をび... 続きをみる
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(略・・・) 遺書には「仕事ができない、全くできない、 なんでかわかりません、ごめんなさい」と20回近く。 そして「***(家族の名前)、ごめんなさい、かんにん」 なんで一生懸命働いたお父さんがごめんなさいと いわなければならないのか? ごめんなさいというのなら何で私たちの元へ帰って来て... 続きをみる
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韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける ・関外追放 かくして我々は、ついに敦煌に入城した。 敦煌の風景は西域とさほど違わず、気候もたいして変わ らない。しかし我々は確かに帰還したことを実感したのである。 李夫人を失いかけた皇帝は、その病床を何度か見舞ったが、 夫人は最後まで顔を隠したという。... 続きをみる
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むかしむかし、ある山の地蔵堂(じぞうどう)の中で一晩を 過ごした旅のお坊さんが、身仕度(みじたく)をしてお堂(どう)の 外へ出ようとして何かに足をつまずきました。 「うん? なんじゃ?」 お坊さんが落ちていた物を拾うと、それは小判が一枚入った 財布(さいふ)で、財布の中には一枚の紙が入っています。... 続きをみる
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日本の出生数が90万人を割れました。出生期の女性が 減ったことが大きな要因です。 ですが、これだけは知ってほしい。産まれてくることができ なかった赤ちゃんがこんなにもいることを… 戦後間もない1948年7月13日に公布・施行された。 そのときは「優生保護法」という名称だった。 お腹に宿った子が、親... 続きをみる
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韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・西域を立ち去る
韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける ・西域を立ち去る 「なぜ……死因はなんだ」 欣怡は答えた。「お産のあとの経過がよくなかったようで… …傾国の美人とまで言われた夫人は、病床で崩れたご自分 の美貌を決して陛下に見せようとしなかったそうです。 病に苦しんで化粧もできないお顔を見せてしまえば... 続きをみる
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むかしむかし、ある田舎の娘さんが、町のお金持ちの 家へ働きに行きました。 でも、田舎で育った娘さんは、ていねいな言葉をうまく 使うことができません。 お客さんに、お茶を出すときも、「茶を飲め」などと 言うので、お金持ちのおかみさんは困ってしまいました。 そこで娘さんに「お客さんには、ていねいな言葉... 続きをみる
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酔いつぶれた人を介抱するのは誰の責任か。多くの人が 直面したことがあるだろう事態に、一つの判断が下された。 平成29(2017)年12月に近畿大2年の男性が テニスサークルの飲み会で多量の酒を一気飲みして 死亡した問題。 大阪府警は5月、保護責任者遺棄致死容疑で飲み会に 参加せず介抱していた学生全... 続きをみる
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韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・西域を立ち去る
紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略 の命を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある 未知の国。そこに たどり着くまでには天まで届く山脈、 さまよえる湖、広大な砂漠、果てしない草原…… さまざまな障害が彼の前に立ちふさがる。そこに生きる 人々との出会いは 希望に満ちたものか、それ... 続きをみる
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むかし、京都の木こりたちが、大勢で北山(きたやま)に 出かけました。 木こりたちはいつの間にか道に迷ってしまい、お腹を空かせ て途方にくれていました。 すると突然、林の奥の方から人の声が聞こえてきたのです。 「助かった。あそこに人がいるぞ」 木こりたちが駆け寄ると、そこに現れたのは五人の尼さん た... 続きをみる
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4月29日は、昭和天皇のご生誕を祝う「昭和の日」。 これにちなんで、本日は昭和天皇の最後の「料理番」を 務めた谷部金次郎さんのお話を紹介します。 昭和天皇の質素な食生活、初めてお会いできた時の感動、 崩御された時の悲しみ……。 「ぼうやいくつだ、どのくらいできるんだい?」 東京オリンピックが開かれ... 続きをみる
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韓信 [シリーズ] 砂漠を行き、草原を駈ける・西域を立ち去る
紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略 の命を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある 未知の国。そこに たどり着くまでには天まで届く山脈、 さまよえる湖、広大な砂漠、果てしない草原…… さまざまな障害が彼の前に立ちふさがる。そこに生きる 人々との出会いは 希望に満ちたものか、それ... 続きをみる
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